訓練所の日常

月別アーカイブ: 2014年9月

ジャパンセントラル競技会

9月28日、福井県で行われました。

1部追及部門で少しでも経験を積ます為の二頭が参加しました。

マックレーンがチャンピオングループ(95点以上)、ボルトがリザーブ(94・9〜90点)で両犬とも連続入賞です。

二頭とも前回とは打って変わってトーンの低い作業でした。

練習でも気分次第で波があるだけに、安定まで、まだまだ模索が続きます。

枕を高くして寝られる日は来るのでしょうか?

健君

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散歩のしやすい季節になりました。

母親似?なな君

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追及訓練、最近走る事が多くなってきました。

面白そうにはしってる♪

コースが大きくなればもっと走りそうです。

鼻使いが雑にならないように意識付けていかないと荒っぽくなります。

元気にしています。

虎と南瓜

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立派なカボチャ!

《持ってる男》ハフナー君

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追及訓練、少々荒いまま教えていった方が楽しく伸びていきます。

丁寧に捜さそうと思えば捜せる能力が有りますが、おとなしい感じになってしまって、グイグイ感が消えてしまいます。

つまり、若さが感じられません。

「つまらん!お前の訓練はつまらん!」と言われそうなので楽しく伸ばします。

勢いがある時に見せる片鱗は、いいものを感じます。

それにしても無邪気ですねぇ〜。

追及もその調子ハフナー君。

素直なケン太君

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逞しくなりましょうね、精神的に。いい子いい子。

なでなで

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オーナー様に成り代わり

マック、“一夏の経験”が活きる

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先頃行われた奈良訓練チャンピオン大会では、初出場の1部追及部門で見事チャンピオングループに入る事が出来ました。

これも一重に藤原の神様のお陰であり、報告の御参りを忘れなかったマック君であります。

前半は、鼻は低く使っているものの雰囲気で興奮している為危なっかしい箇所も。途中遺留品を拾得してからは、興奮はしているものの前半より嗅覚が働いているらしく足跡より過剰にはみだす事なく上手に行けました。

臭いに戻ろうという気持ちを強く持てた事、前へ進もうという積極性が良い結果に結び着いたのだと思います。

あと一つ、神様が見ておられたので嘘がつけなかったのかもしれません。

やっとスタート台に立てました。
1日に多くの進歩は望めないので、毎日積み重ねていきたいと思います。

奈良訓練チャンピオン大会

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9月13〜14日、藤原京史跡でありました。

追及部門(1部)5頭全犬チャンピオングループ入賞。(95点以上)

初出場の我らがマックレーン君(2歳)が、97点でグループでした。

ボルトも二回目の1部出場でグループ。気分浮いて粗削りながら迫力ある行きっぷり。

モナリザ、ララも順当。ケイトが99・8で6頭で決勝戦の結果、2位。

チャンピオン以外は全犬2位という裁定でした。
(内容もそれくらい?と自己判定)

マックについては後日ブログで。

写真は、藤原京の神様に入賞祈願のボルト。

ロゼ(ルーシー号)を偲んで

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「今朝1時20分・・・」オーナー様の悲しみを押し隠したような声が今も耳に残っています。

ここ数年、大会は引退して元気に自宅で暮らしていましたが、8月24日、名犬ロゼが亡くなりました。悪性腫瘍でした。

2008年、その年最初の仔として訓練所で生まれ、2月末より新しい家庭で愛情一杯奔放に育てられた事は、訓練入所時のオーナー様の両腕の無数の青アザで分かりました。

霧ヶ峰の大会に出場出来そうな仔犬を、という期待に見事応えてくれ追及初出場こそ後半乱れて入賞はなりませんでしたが、あと二回はチャンピオングループに入賞出来ました。

特筆すべきは、牡顔負けの馬力とスピード。走る走る!

父親の血を受け継いだ気っ風のいい作業はヒヤヒヤもしましたが、スカッともしました。

追及訓練の形が入ってからはオフシーズンは自宅、大会が近づくと訓練所というパターンで長く行動を共にしましたので、多くの思い出があります。

霧ヶ峰初入賞の嬉しさ、翌年夏の終わり頃に足裏を切って1ヶ月程、大事な時期に満足な練習が出来なかったにもかかわらず入賞してくれた事、四国まで交配に行った事、若い頃は訓練所でもお転婆ぶりを発揮していましたが4歳頃には落ちついてきた事など。

大会で2部追及に出場。早く追わせろとばかりにスタート迄引いて行き、尻尾振り振り喜々としながら正確に足跡を追い、最終遺留品を確保、「バッチリや!」と思った瞬間、遺留品をくわえてしまった時は(くわえると大きな減点)膝がガクッ!ときて思わず苦笑いしてしまいました。

まさか、そんなオチが待ち受けているとは夢にも思っていませんでした。雰囲気で興奮していたのでしょうね。

ネソネソした追い方なら笑う気にもなりませんが・・・

又、ある大会で(1部追及)一発勝負なら優勝の99、5を獲得しましたが「ほぼ」同点数が数頭おりましたゆえの決勝戦では若さが出たのが残念でした。

子宝にも恵まれ、なな君はロゼの後を受けて大会目指して錬成中。

他の7頭も、それぞれの家庭で可愛がってもらっています。

オーナー様の「呼べば、いつものように走って帰って来そう」という、まだまだ側に居てくれているような感覚が消える迄、随分時間がかかる事と思います。

ロゼ、有り難う。安らかに眠って下さい。
こんなに早く別れが来るとは思いもしませんでした。

いつまでも心に残っていますからね。