訓練所の日常

月別アーカイブ: 2020年10月

警察庁長官より

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犬しつけ、訓練、シェパード

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タケル君、私が他の犬を訓練しているとヤキモチが激しいので、表のサークルに隔離していたら飛び越えて出てきました。
(身が軽いので2m近くの板壁越えも苦にならないタイプ。警戒訓練の高等服従課目にあります)

自身の訓練でも、グラウンドに出ると「早くボールをくれ!」と言わんばかりに勝手にワンワン吠えて興奮します。
今から襲撃訓練するかのようです。

(タケちゃん、このまま片袖防御着を噛む練習するか?)

こういうタイプと接していると警戒訓練が懐かしい。
(30数年前は全国大会警戒の部に、350頭を越える警戒高等訓練犬が出場しました。最近はガタ減りで70頭弱)

家庭犬ですのであまりに騒ぐのは考えものなので、「やめ!伏せ」を命じていますが、抑圧しないで自然に訓練意欲を伸ばすとこういう風になります。

つまり、生き生きとした気分で通じるように作っていく事で、日常の興奮時も制止が効きやすくなっていきます。
(日常は日常で、種々の興奮する状況がありますが)

訓練だからと言って、一見大人しく意欲の欠如した状態で言う事をきかすだけでは、不十分。

写真は表の小型犬用サークル。

犬しつけ、訓練、シェパード

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タケル君、他の犬が気になって仕方ない様子、興奮します。
訓練所が賑やかになりました。

犬しつけ、訓練、柴犬

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そら君

犬しつけ、訓練、チワワ

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龍君はそっち。

犬しつけ、訓練、豆柴

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コロン君

犬しつけ、訓練、シェパード

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タケル君、紐付きボールを噛む力が半端ではない。

首を捻り倒して自分のものにする様は襲撃訓練のそれ。

迫力と意欲ある禁足咆哮をするであろう野太い声質。

シャイな面が無ければ、警戒犬としてかなり楽しみな素質。人(訓練士)が作ろうとしても作れない先天的なものを持っている。

やはり警戒犬の血統が入っていた。

これは、オーナー様が興奮時に通じるように教育していくのは(訓練教室で)荷が重いタイプです。

環境に慣れてきました。

軟骨が固まっているかも知れませんが、耳セットしてみます。

犬しつけ、訓練、ドーベルマン

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ドム君

犬しつけ、訓練、シェパード

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タケル君、1歳半。

チョッとシャイな反面、猛るところ有り。
名は体を表す。

この年齢、かなり力強い。
力に力だけで応じても不毛。
気持ちを掴む事が不可欠。
頭良し。

 訓練教室に通って頂いてたが、オーナー様多忙につき、入所に至る。

引き継ぎの訓練、利点とやりにくさを天秤にかければ、後者に軍配。
ズレがどこまで修正できるか? 

警戒犬の血統が入っていそう、よ~く見てみようっと。

犬しつけ、訓練、豆柴

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コロン君、フラッシュ音に反応。
早足で1・5km歩いても大丈夫な体力に。

平素、「やめ!」は分かっていますが、餌の時は野生味が強いので一工夫試験中。