吠え癖

犬の行動矯正の中でも、一番悩みの相談が多いのは、無駄吠えなどの吠え癖のしつけに関することです。一戸建てでもそうですが、マンションなどの集合住宅においては近隣住人とのトラブルにもなりかねません。大きな鳴き声はたいていの人に生理的な不快感を与えますので、なるべく早く矯正する必要があります。

の無駄吠えとは文字通り全く吠える必要のない状況や環境で吠えることです。飼い主が吠えてほしくない状況で吠えてしまうことです。犬にとって吠えるという行為はいたって普通の行為ですが、人間社会の中においては許容範囲を超えてしまうことが多々あります。

犬が吠えてしまう原因は色々とあります。
構って欲しい、散歩に連れて行って欲しい、屋外に放置されて誰もいない、見知らぬ犬や人の来客、病気や怪我などの影響で体調が悪い、老化による脳の衰退などがあります。

犬が何かを要求しているということは、欲求が満たさされていない、すなわち欲求不満が根底にあると考えられます。犬にとって必要な何らかの欲求が、不当に放置されていないかどうかを確認しましょう。

犬が吠えたことをきっかけにして、犬の存在を一切無視し、空気のように扱います。犬が無駄吠えをやめておとなしくなった瞬間、犬へ関心を向けてごほうびやほめ言葉を与えましょう。犬は「おとなしくしていれば構ってくれる!」という具合に、吠えないことと報酬とを結びつけて学習してくれるはずです。